就労継続支援B型事業所×SNSで未来を創る!

就労継続支援B型事業所(以下B型事業所)は、障害や難病のある方々が自身のペースで様々な作業に取り組むことができる福祉サービス事業所です。
私達の生活にすっかり浸透したSNSは今や当たり前のツールになっています。

「B型事業所でSNSの仕事ってできるの?」
「どんなスキルが身につくんだろう?」
現代社会において、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、情報を届けるだけでなく、人と人をつなぐ重要なツールとなっています。
InstagramやX(旧Twitter)、YouTube、TikTok、Facebookなど、誰もが情報発信者となれる時代。
そんな中、就労継続支援B型事業所でもSNSを活用した仕事が注目されています。
実は、文章を書くことが好きだったり、画像を加工するのが得意だったりする方にとって、SNS運用は大きな活躍の場。
自宅や事業所の中からでも社会とつながれる「新しい働き方」として注目されています。
本記事では、「就労継続支援B型 × SNSの仕事」にフォーカスし、仕事内容や魅力、必要なスキル、実際の事例などを詳しく解説していきます。
就労継続支援B型とは?
まずは就労継続支援B型について。
就労継続支援B型は、障害や病気などの理由で一般就労が難しい方が、自分のペースで仕事に取り組むことができる福祉サービスです。
雇用契約を結ばず、日々の作業に対して工賃が支払われる仕組みになっています。
主な特徴
- 出勤日数や作業時間を柔軟に調整できる
- サポートスタッフが常駐しており安心
- 多様な作業内容から自分に合ったものを選べる
- 働くことを通じて生活リズムや社会性を取り戻せる
就労継続支援B型事業所がSNSを活用する理由

●情報発信の強化
B型事業所では、活動内容や利用者の制作物をSNSで広く紹介することで、地域や社会に対する認知度を高められます。
●求職者の方へのアピール
求職者の方に向けて事業所の雰囲気や仕事内容を発信することで、応募の促進に繋がりやすくなります。
●地域社会とのつながりの強化
SNSを通じて地域のイベント情報や、地域住民との交流状況を発信し、地域社会との絆を深めることができます。
●利用者との連携
事業所内の活動やイベントをSNSで定期的に発信し、利用者とのコミュニケーションを円滑にしています。
●モチベーションUP!
利用者の方の作品がSNSで紹介されることで、モチベーションUPや自信にも繋がります。
●企業と連携したSNS代行業務
地域の企業や店舗と連携し、SNSを活用したマーケティング活動を支援することもあります。
利用者の方がこれらの活動に参加し、企業のSNS運営をサポートすることができ、実践的なスキルを身につけ、就職活動にも役立てることができます。

●企業との連携の促進
地元企業との連携を促進し、共同でイベントや商品開発などを行うことで、新たなビジネスチャンスを創出できます。
これらの取り組みをSNSで積極的に発信することで、地域社会との繋がりを深め、企業の活性化に繋げることが期待できます。
具体的な仕事の流れ

①目標設定
どのSNSで何をしたいのか、具体的な目標を設定します。
【例】
「Instagramでフォロワーを100人増やす」「X(旧twitter)でハッシュタグチャレンジに参加する」
など
②コンテンツ作成
写真や動画、文章を作成します。
言葉だけでなく、視覚的な情報も活用して、相手に情報を届け、魅力的なコンテンツを作りましょう。
③投稿
作成したコンテンツを、計画的に投稿します。
④分析
投稿の反応を分析し、改善点を見つけます。
⑤改善
分析結果に基づいて、投稿内容や効果的な投稿の時間帯などを決定し、調整します。
効果的なSNS運用の7つのポイント!

①ターゲットを明確にする
SNSの運用において、誰にどのようなメッセージを伝えるかを明確にすることが大切です。
ターゲット層に最も適したSNSを選び、その特性に応じたコンテンツを発信しましょう。
②定期的な更新
定期的に投稿を行うことで、フォロワーに事業所の情報を継続的に届け、多くの人に興味、関心を持ってもらうように工夫します。
また、同じ内容の投稿に偏らないよう、多種多様なコンテンツを組み合わせて更新することも大切です。
③視覚的に魅力的なコンテンツ
文字だけではなく、写真や動画を使用して視覚的なアピールの強化をしましょう。
見やすく、目を引くデザインで投稿を作成することが、フォロワーを引き付けるポイントにもなります。
④双方のコミュニケーション
フォロワーからのコメントに迅速に対応することで、双方のコミュニケーションを実現します。
フォロワーの意見を収集することで、事業所運営の反映にも繋がります。
⑤効果的な分析と改善
SNSの効果を測定し、どの投稿が反響を得ているかを分析することが重要です。
計画、実行、評価、改善のサイクルを回すことで、SNS運用をより効果的にすることができます。
⑥ハッシュタグの活用
関連性の高いハッシュタグをつけることで、より多くの人に情報を発信し、届けることができます。
⑦他のアカウントとの連携
地域の企業や団体と連携し、相互に情報を発信することで、拡散効果を高めることができます。
SNS運用における注意点

●個人情報の保護
プライバシー保護のため、個人情報が外部に漏れないよう細心の注意を払いましょう。
●著作権を守る
他人の著作物を無断で使用することは法律に違反します。
必ず著作権を確認した上でコンテンツを投稿しましょう。
●炎上対応の準備
SNSで誹謗中傷や不適切なコメントがあった場合は、冷静かつ適切に対応し、炎上を防ぐための準備が重要です。
●効果の測定
どの投稿が多くの反応を得ているかなどを分析し、改善に繋げることが重要です。
Googleアナリティクスなどのツールを活用することで、より詳細な分析が可能になります。
Googleアナリティクスについて詳しくはこちらから
👇
参考リンク(外部リンク):Googleアナリティクスとは
おすすめのSNS5選

①Instagram
視覚的な情報に強く、若年層へのアプローチに効果的です。
②X(旧twitter)
情報拡散力が高く、リアルタイムなコミュニケーションに適しています。
③TikTok
短い動画で個性を表現でき、さまざまな音楽を使って、クリエイティブな動画を作ることができます。
④LINE
日本国内ではほぼ全てのスマートフォンユーザーが利用しているため、多くのユーザーにリーチできます。
⑤Facebook
幅広い層に利用されており、地域との連携を深めるのにも適しています。

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SNS業務の魅力と4つのメリット

就労継続支援B型でSNSの仕事に携わることには、さまざまな魅力があります。
① 自分のペースでできる
文章を考えたり画像を加工する作業は、自分のタイミングで集中して取り組めるため、精神的な負担が少ないのが特徴です。
②成果が目に見える
「いいね」やフォロワーの反応が目に見えるため、やりがいを実感しやすい仕事です。
③ 社会とのつながりが持てる
自分の投稿が誰かの目に触れ、共感されたり感謝されたりする経験は、自己肯定感の向上につながります。
④スキルアップに直結
SNSスキルは、今後の就職やフリーランス活動にも活かせるスキルです。
【まとめ】

SNS運用は、B型事業所が地域社会とのつながりを深め、利用者の活躍の場を広げるための非常に有効なツールです。
効果的にSNSを運用することで、事業所や企業などの魅力を多くの人々に伝え、より良い社会の実現に貢献することができます。
自身の「好き」や「得意」を活かせるSNSの仕事は、B型事業所での新しい選択肢のひとつ。
社会とのつながりを感じ、自分らしく働けるチャンスがここにあります。
まずは「やってみたい」という気持ちを大切に、できることから少しずつ始めてみませんか?
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なお当事業所では内職の在宅は行っておりません。
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