就労継続支援B型ってどれくらいお金がかかるの?費用について分かりやすく解説
就労継続支援B型(以下B型事業所)は、障害や難病のある方が、一人ひとりの能力や目標に合わせたサポートで、働く喜びを感じながら、自分らしい働き方の実現を支援、提供する福祉サービスです。
B型事業所に通うかどうか迷っている方の中には

「就労継続支援B型は利用料金がかかるの?」
といった疑問を持っている方もおられるのではないでしょうか。
実際、B型事業所を利用する場合、どの程度の費用が必要なのでしょうか?
本記事では、利用時にかかる費用について分かりやすく解説していきます。

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B型利用の費用負担の仕組みについて

B型事業所は利用者の方の経済状況に配慮した料金体系となっており、所得が低い方でも安心して利用できるよう、負担軽減の仕組みが整っています。
利用料金は所得に応じて負担上限月額が設定されており、多くの方が低額または無料でサービスを利用できます。
利用者負担は?

利用者自身で負担する費用は、原則として利用料金の1割となっています。
この負担額は、サービス利用にかかる費用の一部に相当します。
しかし、所得に応じた上限額が設けられているため、負担額は一定の限度を超えることはありません。
参考リンク(外部リンク):厚生労働省 障害福祉サービス、障害児給付費等の利用状況について
自己負担額が無料になるのはどんな人?

就労継続支援B型事業所の利用料の自己負担上限額が0円になるのは、所得の区分が『生活保護』か『低所得』に該当する人です。
【具体的な例】
■生活保護を受給している世帯
■市町村民税が非課税となる世帯
■収入がおおむね300万円以下の障害者基礎年金1級を受給している3人世帯(全額免除または大幅な減額となる可能性が高い)
■自治体の助成制度がある場合
自治体によっては、特別な助成制度を設けており、利用料が無料になるケースもあります。
など・・
収入が一定基準以下の低所得者や、特定の障害者手帳を所持している場合も、減免の対象となることがあります。
また、障害年金を受給している方や、他の福祉サービスを利用している方には、費用が軽減されることもあります。

※負担上限月額はお互いの地域によって異なる場合があります。
(注1) 3人世帯で障害者基礎年金1 級受給の場合、収入がおおむね300万円以下の世帯が対象ととなります。
(注2)収入がおおむね600万円以下の世帯が対象となります。
(注3)入所施設利用者(20歳以下)、グループホーム・ケアホーム利用者は、市町村民税課税世帯の場合、「一般2」となります。
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利用料以外にかかる費用は?

就労継続支援B型では、食費や生活支援費が別途かかることがあります。
■食費
B型事業所によっては、昼食などの食事を提供している場合があり、食費が必要になります。
食費の金額は施設ごとに異なり、1食あたり数百円程度が一般的です。
■交通費
施設への通所にかかる交通費も自己負担となることが一般的です。
ただし、通所費用を補助してくれる制度を設けている施設もあるため、利用前に確認しておきましょう。
交通費を抑えるために、公共交通機関の定期券を利用したり、自転車や徒歩で通所したりすることも検討できます。
■居宅訪問サービスの費用
B型事業所によっては、利用者の自宅を訪問し、生活に関する相談や支援を行う居宅訪問サービスを提供しています。
その費用が生活支援費として扱われることがあります。
事業所によって内容や費用負担が異なるため、利用を検討している場合は、必ず事業所に確認しましょう。
■その他費用
作業に必要な材料費や作業着代、個人的に利用する日用品費などがかかる場合があります。
イベントやレクリエーションに参加する場合には、参加費がかかることがあります。
これらの費用についても、事業所によって異なるため、事前に確認しましょう。
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費用に関する注意点

■事業所によって異なる
実際の利用料金は、事業所や利用者の方の状況によっても異なるため、事前に確認しておきましょう。
■所得状況による変動
所得状況の変化によって、利用料が変わる場合があるため、収入が変動した場合や、世帯の状況が変わった場合には、定期的に確認することが大切です。
所得状況が変わった場合には、速やかに事業所や自治体の担当窓口に連絡しましょう。
費用以外に知っておきたい4つのこと

①提供されるサービス
就労継続支援B型は、事業所ごとに得意とする分野や特色が異なるため、自身の興味や能力に合った作業を見つけることができます。
作業をするだけではなく、日常生活に関する相談や支援を受けることができます。
自分自身の目標と、事業所のサービス内容があっているか、確認することが重要です。
②利用時間
1日の利用時間や、週に利用する日数は事業所によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
利用者の方の体調や状況に合わせて、柔軟な利用時間の設定が可能です。
③送迎サービス
事業所によっては、自宅から通うのが難しい方のために送迎サービスを提供している場合があります。
事業所に送迎サービスがあるかを確認すると良いでしょう。
④見学や体験利用
複数の事業所を見学したり、体験利用したりすることで、自分に合った事業所を見つけることができます。
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【まとめ】
B型事業所は、あなたの『働きたい』という気持ちを大切にし、自分らしい働き方をサポートしてくれる場所です。
費用だけでなく、事業所の特徴やサービス内容も比較検討し、ご自身にぴったりの場所を見つけましょう。
将来的に就職や社会参加を目指す第一歩として、B型事業所を活用する価値は大きいでしょう。
費用に関する不安をクリアにしたうえで、安心して新しい一歩を踏み出してください。
まずは、お近くのB型事業所を見学して、雰囲気を感じてみてください。
参考リンク(外部リンク):障害のある方に対する相談支援について:厚生労働省

📝 参考リンク(外部)
就労継続支援B型事業所一覧 – 障がい者就労支援情報~全国版~

京都市伏見区にお住まいの皆様へ。
就労継続支援B型事業所「ふじのもり笑店」は、「自分らしく働きたい」という気持ちを大切にする、あなたのための場所です。
就労継続支援の制度や特徴はもちろん、利用の対象となる方、そして利用にあたっての疑問など、皆様にとって役立つ情報を丁寧にご紹介しております。
「まずは少しずつ」「自分のペースで続けたい」
そんな思いをお持ちの京都市伏見区の皆様にも、安心して通っていただける温かい環境をご用意しています。利用者様一人ひとりの「やってみたい」を尊重し、それぞれのペースに合わせた働き方をサポートいたします。
対象となる方について
京都市伏見区にお住まいで、知的障害、精神障害、身体障害、発達障害などをお持ちの方で、一般企業での就労に不安がある方、または就労移行支援事業などを利用したが就労に結びつかなかった方などが対象となります。
お仕事内容について
京都市伏見区の「ふじのもり笑店」では、利用者様の多様なニーズに合わせて、パソコンやスマートフォンを使った様々なお仕事をご用意しています。ご自身のスキルや興味に合わせて、無理なく取り組める作業がきっと見つかります。
在宅ワークも可能!
お仕事内容によっては、ご自宅にいながら働く「在宅ワーク」も可能です。
通所が難しい方でも、社会との繋がりを持ちながら、ご自身のペースで働くことができます。

※当事業所では内職の在宅は行っておりません。
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そう感じたら、まずはお気軽にお問い合わせください。
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安心できる環境で、新たな一歩を踏み出してみませんか?

どんなことでもお気軽にご相談ください。
スタッフが一人ひとり丁寧に対応させていただきます。


🏢事業所のご案内
- 就労継続支援B型事業所 ふじのもり笑店
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